先天性奇形とは?原因と葉酸と予防の関係まとめ
でも葉酸サプリで摂取していれば、防ぐこともできるのね…毎日飲んでるから安心ね~
葉酸サプリってすごいのね、これを飲んでいれば予防できる病気もあるなんて!
先天性奇形の原因は、突然変異がほとんどだけど染色体や遺伝性、高齢出産とか、ママが予防できない原因もあるけど、ママが予防としてできることもあるポヨ!
赤ちゃんの発育を妨げるお酒とたばこはやめて、発育を促す葉酸サプリを飲んで、元気な赤ちゃんが育つように過ごすといいポヨ!
産まれつきの障害のひとつで、口唇口蓋裂や多指症など様々な病気があります。
最近ではエコー検査の技術が進歩しているので、産まれる前に障害がわかる場合も多いです。
実は先天性奇形には、葉酸が大きく関連しているのです!
今回は、先天性奇形の原因と予防法について解説します。
目次
1.先天性奇形とは?
そもそも先天性奇形とは、赤ちゃんの体の一部が正常に発達できなかったために起きる障害のことです。
代表的な病気としては、無脳症や二分脊椎、口唇口蓋裂や心臓疾患、ダウン症などがあります。
日本では、赤ちゃん100人当たり4人の赤ちゃんが先天性奇形をもって産まれてくると言われています。
決して少ない割合ではありません。
2.先天性奇形の原因とは?
先天性奇形のうち、2~3割は染色体や遺伝子の異常が原因と言われています。
主な病気としてダウン症や18トリソミーなどがあります。
中には遺伝性のものもありますが、ほとんどが突然変異で起こると言われています。
最近では高齢出産も珍しくありません。
一般的にはママの年齢が高くなることで、赤ちゃんの染色体異常が起きるリスクが高くなります。
ママが35歳の場合、染色体異常のひとつであるダウン症の発生率は1/400、40歳の場合は1/106になると言われています。
妊娠中にある種の感染症にかかることで、先天性奇形が起きる場合もあります。
妊婦さんがサイトメガロウイルスや風疹、トキソプラズマなどの感染症にかかった場合、お腹の赤ちゃんに障害が起きる可能性があります。
感染症が原因の場合は、妊娠週数によっても症状が大きく異なります。
また、感染症にかかっても症状が軽く妊婦さんが気が付かない場合もあります。
出産後検査をして判明することも少なくありません。
妊娠中に大量の放射線やタバコ、アルコールなどの有毒な物質に触れることで、先天性奇形が起きる場合もあります。
特に妊娠4週~12週までは、赤ちゃんの発育にとって最も重要な時期です。
妊娠がわかったら、すぐにタバコやお酒は辞めましょう。
3.先天性奇形と葉酸の関係
先天性奇形の中には、葉酸の摂取不足が原因となっているものがあります。
特に妊娠初期に葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害が起きる可能性が高くなります。
それに加え、脳や脊髄の病気や、口唇口蓋裂のリスクも高くなると言われています。
そのため妊娠中には、葉酸をしっかり摂取することが重要なのです。
4.先天性奇形の予防のためにできることは?
先天性奇形を予防するためにママができることはないのでしょうか?
実は簡単にできる方法が2つあります。
4-1.有害物質を避ける
ひとつめの方法は、有害物質を避けることです。
前述したように、放射線やタバコ、アルコールなどを摂取するのは辞めましょう。
赤ちゃんが急成長する妊娠4週は、生理予定日前後に当たります。
妊娠の可能性がある場合は、できるだけ早く禁煙・禁酒するようにしましょう。
どうしてもやめられない場合は、産院で相談するようにしましょう。
禁煙外来を受診するなど、医療的な方法を提案してもらえますよ。
妊娠中にレントゲン撮影をする場合は、放射線技師に必ず伝えるようにしてください。
お腹を保護するプロテクターを装着することができますよ。
また、妊娠に気が付かずレントゲン撮影をしてしまった場合も、さほど心配はいらないことがほとんどです。
念のため産院に報告するようにしましょう。
4-2.葉酸サプリを摂取する
ふたつめの方法は、葉酸サプリをしっかり摂取することです。
前述のように、葉酸の不足は先天性奇形のリスクを高めてしまいます。
葉酸はホウレンソウやブロッコリーなど、たくさんの野菜に含まれている栄養素です。
しかし水溶性という水に溶けやすい栄養素なので、茹でたり炒めたりすると流れ出してしまいます。
また、尿にも溶けだしてしまうので、なかなか体に蓄積することができません。
そのため食事だけで1日に必要な量を摂取するのは大変です。
そのため、厚生労働省でも、妊婦さんや妊活中の女性の葉酸サプリ摂取を奨励しています。
1日に必要な葉酸の量は、妊活中や妊婦さんの場合は400μgです。
茹でたホウレンソウならば約200g程度ですが、毎日摂取し続けるのは大変ですよね。
特に妊娠初期はつわりもあるので、野菜を受け付けなくなる人もいます。
葉酸サプリは400μgの葉酸を配合しているものがほとんどです。
錠剤やカプセルなど飲みやすく工夫されているものが多いので、つわりの時期でも安心ですよ。
つわりでつらい妊娠初期にも葉酸サプリを続けておけば、先天性奇形の予防に効果的なのです。
5.先天性奇形の予防に葉酸サプリを!
いかがだったでしょうか?
先天性奇形の予防には、葉酸の摂取が重要です。
妊娠がわかったら早めに葉酸サプリを始めるようにしましょう。大切な赤ちゃんの命、精一杯育んであげてくださいね。
心配や不安の尽きないマタニティライフですが、あっという間に終わってしまいます。
過度の心配はストレスになる場合もありますので、適度にリラックスしながら毎日を過ごしていってください。
応援しています!